生命に上下はありません。生命は生命にすぎません。
波動を整えることの重要性
スピリチュアルの能力を発揮するためには「ご自身の波動を整える」ことが絶対に不可欠です。その波動を整えるためには心を良い状態に保つ必要があります。執着にまみれた心のまま、小手先の技術をたくさん修得したところで使いこなせるはずがありません。ボロボロの基礎の上に豪邸を建てるようなものなのです。正に砂上の楼閣です。
ここでは、波動を整えるための心のありようについて書いています。
生命に優劣はありません
世の中には人種差別や性差別などが蔓延っています。
差別を助長している原因の一つは宗教です。宗教自体が、「私たちの宗教は他の宗教よりも真理である」と説いているのです。
しかし、それはおかしな話です。「どの人種が優れている」とか「男性の方が女性よりも優れている」などというのは明らかに人間が作り出した妄想です。
生命は、ただ生命として存在してるだけなのです。
鳥は鳥。魚は魚。昆虫は昆虫というだけです。それぞれの環境に順応しているだけです。それぞれが、それぞれの生命の仕組みの中で整然と生きています。争いごとなどの問題をまき散らし、整然と生きていないのは今や人間だけなのかもしれません。捕食を目的としないで他者を殺すのは人間だけです。「自分たちこそが正しい」「自分たちこそが優れている」という間違った思考の延長で殺し合いまで始めるのです。愚かです。
人間が生命の頂点であるというのはどうやって証明できるのでしょうか。できるはずもありません。そのようなものは無いのですから。
人間は生態系ピラミッドの頂点と言われています。食物連鎖の頂点だと言われています。それも優劣を助長し差別的です。
私達は他の生命に頼って生きているのです。自分だけでは生命を維持できないのです。ですから、「人間が頂点だ」とか「自分たちが偉い」と思ってはいけないのです。
生命は生命。等しく生命というだけなのです。
宗教は内部に序列を作ります。差別です。神にも序列をつけます。差別です。
他の人や他の生命に対しては、「生き物だ」という気持ちでいれば良いのです。
そこに自分の尺度は不要なのです。自分の尺度を入れるから差別の心が生じるのです。
正しい心で波動を整え、スピリチュアルの力を開花させましょう。