【「私」の存在は争いのもとかもしれません】「私」という自我は存在しない敵を生み出す危険があります

皆さんの人生を幸福なものとするための四字熟語をお伝えします

今日の四字熟語

約10,000あるとも言われる四字熟語から出るオーラをリーディングし、皆さんの人生を幸福なものとするために知っておきたい熟語を一つ選んでお伝えします。
今回のリーディングで選んだ四字熟語は、「温良恭倹（おんりょうきょうけん）」
です。

この四字熟語は「素直で穏やかで、礼儀正しくひかえめなこと」を意味しています。
「温良」は穏やかで素直なこと。「恭倹」は人に対して礼儀正しく、丁寧で穏やかなこと。

今日の熟語が皆さんに伝えていること

これまで皆さんは自己を主張することを良しと教わってきませんでしたか。控え目な方にとっては辛い思いをされてきたのではないでしょうか。現在は自己の表現であったり主張を強く打ち出すことが是だという風潮です。

しかし、その結果として他人を思いやる気持ちが軽んじられ、あえて「他者や弱者を思いやりましょう」というキャンペーンが行われているようなありさまです。

はたして自己を主張することは良い面ばかりなのでしょうか。

強すぎる自己主張は争いのもとです

自己を主張するのに必ずついて回るのが「私が・・・」「私は・・・」という「私」という存在です。「私」という自我が前面に出る限り、他人と競争しなくてはなりません。

私たちは「自分は他人とは違う」存在であるということを子供の頃から叩き込まれます。それが個性であると叩き込まれるのです。その結果、競争が生まれます。私たちの人生は競争で成り立っていると言えるでしょう。子供の頃から競争に巻き込まれているのです。

「私」という存在は事実を曲げてしまいます

私たちが物事に対し、単に「○○をした」という事実のみを認識していれば、何事も問題は起きないと思われます。

しかし、そこに「私が」という言葉を足してみましょう。「私が○○をした」というふうに「私」という言葉が入るだけで他者との比較が生じます。「私」という認識を入れるだけで、本来は存在しないはずの敵やライバルが出現するのです。敵やライバルが存在するかのような錯覚が生じるのです。

中身が無い人ほど「私」を演出するのかもしれません

中身がない人ほど自分（＝私）を演出するのかもしれません。

「私」という言葉を使わずに生活してみませんか。そうすれば、敵やライバルと思っていたものが、自分が作り出した幻影だと認識できるかもしれません。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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言葉の使い方には要注意です

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