【教わったことを曲解していませんか】我々は、せっかく習ったことを、自分に都合よく解釈していまいます
皆さんの人生を幸福なものとするための四字熟語をお伝えします
今日の四字熟語
「郢書燕説」(えいしょえんせつ)」
です。この熟語は、「辻褄の合わないことにもっともらしい理由をつけること」という意味です。
私たちは、もっともらしい理由を付けます
次のような故事が元になっています。
中国戦国時代に、郢(楚国の首都)の学者が燕国の大臣へ手紙を書いている時、手元が暗かったのでそばにいた小間使いに「明かりを掲げよ」と命じたところ、ついうっかり手紙にも「明かりを掲げよ(挙燭)」と書き、そのまま送ってしまった。
その手紙を受け取った燕の大臣は手紙に書いてある「明かりを掲げよ」という言葉の意味が分からず首をかしげるが、「明かりとは賢人のことで、賢人を重用することが国の発展につながると伝えているに違いない」と勝手に解釈し、燕王に賢者を登用するよう進言し、燕王もその進言を容れて広く人材を集めた。その結果、燕国はよく治まった。
その様子を見てきた小間使いが主人である学者に「ご主人様が『明かりを掲げよ』と諭されたのが良かったようです」と伝えたところ、今度は学者が「『明かりを掲げよ』などと書いただろうか?」と首をかしげた。
このたとえ話に続けて韓非子は「古典の中で分からないことが出てきた時、自分なりに解釈しようとするが、それが作者の意に沿ったものとなるとは限らない」とまとめています。
勝手な解釈を加えていませんか
私たちは親、学校の先生、スポーツのコーチなど、様々な方から指導を受けますが、いつの間にか指導者の意図とは違う方向に変わってしまう(変えてしまう)ということが起こります。
誰もが、親から「無益な殺生をしてはいけません」という教育を受けたでしょう。しかし、こんな単純なことですら自分の都合で変わってしまう(変えてしまう)のです。皆さんも、「ゴキブリは害虫だから殺してもかまわない」と思っているのではないですか。
勝手な解釈を加えると、本来到達すべきところに辿り着けません
今日の四字熟語の例では、勝手な解釈が善政につながったので成功しましたが、基本的に、せっかく良い教えを受けたのに、いつの間にか自分の実践内容が変わってしまうことについては気を付けなければなりません。わざわざ間違った道に進む方はいないでしょう。勝手な解釈によって実践していると、本来到達するはずの結果に至らないので、この点に注意して軌道修正する必要があるのです。
今日は、教わったことを実践する際に、自分なりの勝手な解釈が加わっていないか今一度見直してみましょう。そして、誤った方向に進もうとしていたならば、軌道修正するようにしてみましょう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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