【正義の自称は病気です】正しい可能性も正しくない可能性もあることを自覚しましょう

自分こそ正義だと思っている方々が増えています

　世の中、正義を自称する人々が増えてきています。緊急事態宣言が出て初めての大型連休。県境を跨いでの移動自粛が要請されています。そういう状況の中、他県ナンバーの車に対して煽り運転や石を投げるなどの嫌がらせが横行しているようです。嫌がらせをしている方々は他県ナンバーの車を追い返すことが正義だと考えているのでしょう。しかし、追い返そうとしている車の素性など知らずに追いかえそうとしているのです。やむを得ず県境を越えざるを得ない方々かもしれないのに。

「自分の行いは正しい」が許容限界です

　私たちは日々、怒りや喜びを感じながら生きています。自分に感情があることは理解しています。自分が怒っていることや、喜んでいることも自覚できます。そして、ココが問題なのですが、感情に基づいて行動してしまうのです。感情に基づいて自分の意見、判断、行動は正しいと思ってしまうのです。間違った行動をしようとする人はいませんから、「自分の行いは正しい」と思うのも意味やむを得ないことだと言えます。

「自分の行いこそが正しい」は病気です

　「自分の行いは正しい」と思うのはギリギリ許容できますが、「自分の行いこそが正しい」と思うところまでいくと周囲が見えなくなります。これは、取り返しがつかない程に自我が膨張してしまった状態です。その自我が錯覚であることにも気づけない状態です。

　私たちは、「私の考えこそが正しい」と思うことを止めなければなりません。一人ひとりに感情があり、考えがあるのです。他の人には違う考えがあることを認めなければなりません。同じ状況に直面しても、それぞれが感じること・考えることはまちまちなのです。

「自分が間違えている」と思う必要もありません

　「私の考えこそが正しい」と思うのは良くありませんが、だからと言って「私の考えが間違えている」ということでもないのです。「正しいかもしれないし、正しくないかもしれない」という両側面を捉える必要があるのです。

心の錯視に気をつけましょう

　皆さんは錯視をご存じでしょう。だまし絵が代表的な錯視です。正面からは立体的に見える絵が、横から見れば平面的な絵だったというものです。

　見えているものが立体的に見えると主張するのは間違いなのでしょうか。間違いではありません。正面から見れば立体なのです。しかし、正面から見ただけで立体だと結論を出すのは間違っているのです。

　一方向から見て出した私たちの見解は正しくないかもしれない。それに気が付くことが何より大切なのではないでしょうか。

　ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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言葉の使い方に気を付けましょう

　言葉には強いエネルギーがあります。良い言葉使いは幸運を呼びますし、自分を活性化することができます。逆に汚い言葉は不幸を呼びますし、自分自身を言葉のエネルギーで傷つけることになります。

波動を整えることの重要性

　スピリチュアルの能力を発揮するためには「ご自身の波動を整える」ことが絶対に不可欠です。その波動を整えるためには心を良い状態に保つ必要があります。執着にまみれた心のままスピリチュアルの技術をたくさん修得したところで、使いこなせるはずがありません。ボロボロの基礎の上に豪邸を建てるようなものなのです。まさに砂上の楼閣なのです。

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