ハーブの「ネトル(イラクサ)」の力で「他者からの悪影響、行き詰まった感情、冷えた情熱」を癒やして!
ハーブの「ネトル」はアンデルセン童話にも浄化アイテムとして出てきます
皆さん、アンデルセン童話の『野の白鳥』(『白鳥の王子』ともいう)って知ってますか?デンマークで語り継がれてきた民話を元にアンデルセンが脚色した童話です。子供の頃読まなかったですか?ご存じない方にあらすじをご紹介しましょう。
『野の白鳥』(『白鳥の王子』)のあらすじ
昔々、11人の王子と、ひとりのお姫さまを残して、優しいお后が亡くなりました。
国王はすぐに新しいお后をむかえましたが、そのお后は、いじわるな恐ろしい魔女だったのです。
魔女は1年の約束で、邪魔なお姫さまを遠い田舎へあずけてしまうと、ある晩、呪いをかけて王子たちを白鳥に変え、お城の窓から追い出してしまいました。
1年たってお城へ帰ってきたお姫さまは、兄さんたちがいないので、周りの人に聞いてみましたが、だれも教えてくれません。
お姫さまは兄さんたちの銀の靴を持って、兄さんたちを捜しに、広い世界へ出ていきました。
お姫さまは、何日も何日も歩いて、森の中で糸を紡いでいるおばあさんに会いました。
「11人の若者が、ここを通りませんでしたか?」
と、聞くと、おばあさんはいいました。
「いいや。・・・でも、11羽の白鳥なら、そこの川を下っていったがね」
「兄さんたちかもしれないわ!」
お姫さまは川へ出て、川下へ歩いて行きました。すると、粗末な小屋があり、中を覗いてみると、ベッドが11台、木靴が11足、並んでいました。
お姫さまは、持ってきた兄さんたちの銀の靴をそこに置いて、小屋の陰に隠れていました。 タ方になって、11羽の白烏が帰ってきました。白鳥は小屋へ入ると、次々に王子になって、
「あっ! 僕たちの靴がある! 妹がたずねてきたんだ」
と、大騒ぎで、辺りを捜し回りました。そして、お姫さまを見つけると、泣きながら皆で抱きあいました。でも夜が明けると、王子たちはまた、白鳥になって飛んでいかねばなりません。
「どうしたら、魔法がとけるの?」
すると、兄さんの一人が言いました。
「ふしぎな夢を見たよ。お前えがイラクサ(ネトル)をつみ、足で踏んで糸を作り、布に織り上げて11枚の帷子(かたびら)を縫うんだ。そのとき魔法が解けるんだが、でもその間は、一言も口をきいてはいけないんだよ」
「分かった。きっと、お兄さんたちの魔法を解く」それからお姫さまは、毎日、野へ出てイラクサ(ネトル)を摘みました。
イラクサ(ネトル)のトゲで白い指から血が流れ、足は傷ついてヒリヒリと痛みましたが、言われたとおり、泣き声も立てませんでした。
ある日、若い王さまが、その傷だらけのお姫さまを見て、自分の馬に乗せてお城へ連れていきました。
「どうか、わたしの后になってください」
王さまは、お姫さまとりっぱな結婚式をあげました。
ところが戦争が起こって、王さまは戦場へ出かけてしまい、その留守に、お姫さまは双子の王子を産みました。
このことを知った魔女のお后は、はるばるやってきて、お城の家来をつかまえると、「いいかい、双子の王子を連れ出して、殺してしまえ」と、いいつけました。
そして、空になった揺りかごに、子犬を二匹入れておき、「姫が、犬の子を産んだ!」と、国じゅうに言いふらしました。
悲しみをこらえて、お姫さまは兄さんたちを助けるために、せっせとイラクサ(ネトル)の糸で布をおりました。
やがて戦争が終わって、王さまがお城へ帰ってきました。
王さまは、揺りかごにいる子イヌを見ると、「口もきかず、妙だと思っていたが、これでわかった。おまえは、魔女であろう!」と、お姫さまに死刑をいい渡しました。
(わたしは魔女ではありません。この十一枚目のシャツにそでをつけてしまえば、お話しできるのです)
お姫さまは心の中でさけびながら、牢屋の中でも、せっせと帷子を作り続けました。
そうして、いよいよ、処刑場へ連れて行かれる事になりましたが、お姫さまは連れていかれる馬車の上でも、帷子を作り続けました。
馬車が処刑場へさしかかったとき、とつぜん、空からバタバタと羽音がして、11羽の白鳥が追いついてきました。
お姫さまは、抱えていたイラクサ(ネトル)の帷子を白鳥に投げかけました。すると、白烏はみるみるうちに、11人の王子になったのです。
「王さま、今こそ、全てをお話しいたします!私のお兄さんに魔法をかけたのも、私達の赤ちゃんを犬と取り替えたのも、魔女の仕業です!」
お姫さまは、今までのことを残らず王さまにお話ししました。
そしてそこへ、
「ご安心ください。王子さまはご無事です」
と、いって、家来が双子の王子を連れてきました。
すっかり準備のできた処刑場で、死刑にされたのは、あの悪者の魔女でした。
おしまい
ネトル(セイヨウイラクサ)の基本情報
ネトルはセイヨウイラクサと呼ばれ、葉から根まで全てが薬草として使えます。主な使い方はその主な使い方はハーブティー。
ネトルとはNeedle(針)と同じ意味の言葉でNettleと書きます。この名前が付けられた理由は、葉にある針のようなトゲにあります。日本語ではこの草のことをイラクサ(刺草)と呼びます。
おとぎ話の中のネトル
「白鳥の王子」の話では魔女にかけられた王子たちの呪いを解いたのが、ネトルで編まれた帷子でした。
古くからこの草のトゲの特徴や人の役に立つ草(お話では呪いを解いたが、体を健康にするという意味もある)なのだという先人の教えとして伝えられているものです。
ネトルの効果についてオーラリーディングしてみた
童話の中でも呪いを解除する力を持っていたネトルですが、古くデンマークで伝わってきた民話が元になっていて、「これは何かあるのではないか?」と思い、オーラリーディングで確認してみました。その結果・・・
1)守護のパワー
ネトルのハーブティーを飲んだり、家の周りに置いたり、匂い袋に入れて持ち歩くとお守りになりますし、他者から受ける悪影響(マイナスの念や呪いのようなもの)を解除してくれます。
2)行き詰まった感情を昇華するパワー
ネトルには、ジメッと湿って、行き詰ってしまった感情を昇華させ、抑え込んでいた自分の内なる強さを引き出す力があります。それにより、冷めた情熱を温めてくれます。感情が強くなりすぎることを抑え、弱くなりすぎることを防いでくれます。感情のパワーバランスが取れるのです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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