イタリアの民話にも伝わるジュニパー(ビャクシン)の力で悪しきものから守り、浄化し、今に集中して!
ビャクシン(ジュニパー)はイタリア民話にもクリスマスツリーの伝説として出てきます
イタリア民話の「クリスマスツリーの伝説」では、幼いイエス・キリストを抱えた聖母マリアと聖ヨセフがユダヤのヘロデ王からの追手から逃れる手助けをしたのがビャクシン(ジュニパー)でした。
アロマオイルとしても有名なジュニパーは知っていても、「クリスマスツリーの伝説」をご存じない方にあらすじをご紹介しましょう。
【イタリア民話】ビャクシン(ジュニパー)にまつわるクリスマスツリーの伝説
イタリア共和国トスカーナ州のガルファニャーナでは、誰もがビャクシンの木(ジュニパーの木と言えば分かりやすいだろうか)でクリスマスツリーを作る。決して、モミの木や松の木では作らない。いつでもビャクシンの木である。それには訳があるのだ。
聖母マリアと聖ヨセフの聖なる家族が、ヘロデ王の怒りを避けるために逃げ出し、エジプトに難を逃れなくてはならなかったとき、ビャクシンの木は、この聖なる家族が逃げるのを助けたのだ。
※“新たにユダヤ人の王となる子”(イエス・キリストのこと)がベツレヘムに生まれたと聞いて怯えたヘロデ王がベツレヘムで2歳以下の男児を全て殺害させた出来事。
ある夜だった。聖母マリアと聖ヨセフは逃げていた。聖母マリアはイエスを抱いていた。まず、雨が降り出し、やがて雪になったが、どこへ逃げれば良いか分からないし、隠れようにもあたりには小屋一軒なかった。森があり、茂みがあるだけだった。聖母マリアはエニシダの木のそばに行ってこう言った。
「ねえ、雪が降ってきたわ。子供が凍えているの。ちょっと避難させていただけないかしら?」
「いいえ、だめよ。」とエニシダの木は答えた。「ここにいて欲しくないの。どこなりと行ってちょうだい。この森には他にもたくさんの木があるでしょう。どうして私のところにきたの?ヒースの木のところの方が良いじゃない?私は嫌なの。」
そして、その時まで垂れ下がっていたエニシダの木の枝は、その招かれざる客を追い払うかのように、真っすぐ上を向いた。
そこで、聖なる家族はまた雪の中を歩き出した。幸い、彼らを追うヘロデの兵士たちの音はまだ遠かった。
聖母マリアは一本の大きなヒースの木のそばに行った。
「あなたの枝の下にいれてもらってもいいかしら?雪を避けて隠れたいの。ヘロデ王の兵士たちが、この子を殺そうと私たちを捜しているわ。」
「いいえ、早くここから立ち去ってください。私はお断りよ。」とヒースの木は答えた。「あなた方をかくまっているのをヘロデ王の兵士たちが見つけたら、とんでもないことになるわ!きっと火をつけられるわ。」
そう言うとヒースの木は、その枝を、誰も隠れたりできないように、上に真っすぐ伸ばした。
聖なる家族は、雪の中をまた歩き出した。その間も、兵士たちの音はますます近くなってきていた。そこで、聖母マリアは寒さと恐怖にふるえながら、ビャクシンの木に助けを求めた。
「お願い、あなたの枝の下に避難させてください。ヘロデ王の兵士たちが迫っているの。もし見つかったらこの子は殺されるわ。」
「枝の下にお入りなさい。私が何とかしましょう。」
うまく彼らを避難させようと、ビャクシンの木はその時まで上を向いていた枝を曲げ、そして、侵入者を防ぐように細かい葉っぱを繁らせた。
ヘロデ王の兵士たちがやってきて森の隅々を捜した。ビャクシンの木の枝の間も捜そうとしたが、葉がチクチクと刺さるので、彼らはあきらめて引き返していった。
朝になり雪が止んだとき、聖なる家族はビャクシンの木にお礼をいって、エジプトに向けて出発することができた。
このために、ガルファニャーナでは、クリスマスイブに10時の鐘が鳴ると、ビャクシンの木の枝を暖炉で燃やし、その香りを吸うのだ。そういうわけで、この村々では、子供たちがクリスマスツリーをいつもビャクシンの木で作り、決して、他の国や地域のようにモミの木や松の木では作らないのだ。そして、当然だがエニシダの木やヒースの木でも、絶対に作らないのだ。
ビャクシン(ジュニパー)の精油の基本情報
英名 Juniper
学名 Juniperus comunis
分類 ヒノキ科ビャクシン属セイヨウネズ
抽出部位 果実・枝
抽出法 水蒸気蒸留法
主要成分 αーピネン、カンフェン、サピネン、テルピネンー4ーオール
主な産地 ハンガリー、フランス、イタリア
体への作用 リウマチ、関節炎、座骨神経痛、大腸炎、肩こり、腰痛、むくみ、膀胱炎、痛風
心への作用 ネガティブな感情を手放す
チャクラ 第3チャクラ
禁忌 ヒノキ科のアレルギーがある方は使用不可。長期・多量使用不可。腎臓に負担がかかるため、腎臓、肝臓に問題がある方も使用注意。子宮刺激作用があるため妊娠中使用不可。
ビャクシン(ジュニパー)の効果についてオーラリーディングしてみた
民話の中でも聖なる力で聖母マリア一行を悪しき者たちから匿い、遠ざけたビャクシン(ジュニパー)ですが、「これは何かあるのではないか?」と思い、オーラリーディングで確認してみました。その結果、次のような効果が期待できることが分かりました。
エネルギーのバランスを整える
エネルギー状態が低い時に高いエネルギーの場所へ行くことでパワースポットのエネルギーに負けてしまう、気あたりの状態の解消。
ネガティブなエネルギーなどを祓い強力に浄化
他人からエネルギーを吸い取るサイキックバンパイア(エナジーバンパイア)による攻撃や、電磁波を発生するパソコンでの作業の後の悪いエネルギーの浄化に
ネガティブなエネルギーからの防御
邪気は「ジュニパーの香り」を嫌います。ジュニパーの香りを満たすことでその場に悪いものが入らないようにするプロテクション効果が得られます。
心配性で、自分の中に暗い思考がおきやすい方は、特にジュニパー精油でのプロテクションが向いています。
自分の思い通りにいかないときの感情の乱れを整える
世の中の出来事が自分の思い通りにいかなくなると感情が乱れますよね。民話の中の聖母マリア一行もなかなか思い通りにいきませんでした。
しかし、私たちがこれまで生きてきた中で、思い通りになったことと、思い通りにならなかったことでは、圧倒的に思い通りにならないことの方が多いのではないですか?
そういう状況を冷静に見つめ、今できることに一生懸命対処をしていく力をジュニパーは与えてくれます。
第3チャクラを整えてくれるジュニパー(ビャクシン)
世の中が思い通りに動かないとマイナスのエネルギーや感情を溜めこんでしまい、第3チャクラのエネルギーがとても乱れてしまいます。
第3チャクラを整える精油は多く存在しますが、ジュニパーもその一つです。下記のような効能がありますので、ぜひお試しください。
ネガティブなエネルギーや感情を押し流し、浄化してくれるジュニパー
ジュニパーは古くから、魔除けとして用いられたり、宗教儀式で焚かれてきました。中世ヨーロッパで黒死病が大流行した際にも、このジュニパーの蒸留酒が治療薬として使われていた記録が残っています。有名なスピリッツであるジンの香りつけに使われているのがジュニパーの球果(ジュニパーベリー)です。
芳香浴、沐浴、ボディーケア・ハンドケア、スキンケア、ホームケアなど幅広く使用できます。
ジュニパーは第3チャクラを整えるのに効果を発揮します。
ジュニパーの効能(心)
ジュニパーが最も得意としている性質は「浄化」です。ネガティブなエネルギーや感情を押し流し、浄化してくれます。エネルギーを清らかにし、冷静な思考力が戻ってきます。また、ジュニパーには冷めた心を温め、強化する力があります。不安感からの憂鬱や消極的な思考を取り除き、困難にも立ち向かう心の強さを与えてくれます。
ジュニパーの効能(体)
ジュニパーには体を温める作用がありますので、冷えで悪化する、腰痛や関節痛、リウマチ痛などに効果的です。また、胃腸の機能全般を回復させたり、サポートしたりするはたらきがあります。そのため、消化促進、胃もたれ防止、腹部膨満感の解消にも役立ちます。
使用上の注意
妊娠中は使用を控えてください。刺激が強いので、肝臓疾患・急性腎炎の人も使用を控えてください。
第3チャクラの場所と働き
第3チャクラの場所ですが、「みぞおち」に位置しています。 本来、第3チャクラは自己欲求や自己主権に関わる部分なので、バランスが良いとか悪いというのは、自我が強いことから生じる欲や執着により生じる状態なのです。欲や執着が強いために、「期待」という感情が生じます。「期待どおり」にいって気分が良い状態が第3チャクラが活性化している状態で、「期待どおり」にいかずに気分が落ちている状態が第3チャクラが不活性の状態なのです。重要視すべきはチャクラの活性や不活性ではなくてバランスを保つことであると考えます。
第3チャクラが活性化の状態だと
第3チャクラが活性化していると、自分の価値を知り、自分の望みを自信を持って叶えようと努力します。さらに、そうすることで、自分の思い通りにいくことも理解しています。
第3チャクラが不活性な状態だと
第3チャクラが不活性だと、依存的性格、鬱、怒りが現れます。感情的になり、自制心がなくなってしまいます。そして、怒りや鬱などに対応した身体の部分に悪影響が出ます。消化器系の不調(胃潰瘍、過敏性腸症候群など)、肝臓疾患(糖尿病など)、胆のう疾患(胆石など)、スタミナがなくなり疲れやすくなるなどの症状が代表的です。
第3チャクラのエネルギーが不足していると
第3チャクラのエネルギーが不足していると、意志が弱くなったり、何も考えられなくなったりします。自己欲求や自己主権が弱いので、他人に危害を加えるようなことはありませんが、物事に対して受け身で無気力・無関心になってしまうのです。また、さらにエネルギー不足が進行すると、被害者意識が生じてきます。
第3チャクラのエネルギーが過剰であると
第3チャクラのエネルギーが過剰であると、自我が暴走します。「私は完璧だ」と思うのです。いつでも自分が正しいのです。そのため、他人をコントロールしようとし、排他的で独断的になり、無神経な言動が現れてきます。そういう状態の人に怒りがこみあげてくると「お前が悪い」という結論に至ってしまいます。このような人に限って社会では出世したりします。ワーカホリックぎみに仕事をしたり、自己主張が強いので、「仕事ができる人」というような評価を受ける傾向にあります。
第3チャクラのバランスをとり、適切なエネルギー量にするには
チャクラのバランスをとり、エネルギーの量を適切に保つ方法は色々あります。第3チャクラに限らず、一番良いのは精神修養することです。瞑想などは最たるものです。しかし、実際のところ精神修養には時間がかかるものです。そのため、手軽にチャクラを調整できるアイテムとして、エッセンシャルオイルをおすすめしたいと思います。
第3チャクラを整えるエッセンシャルオイル
第3チャクラの色は黄色です。そのため、第3チャクラを整えるエッセンシャルオイルには黄色いものが多いようです。
第3チャクラを整えるエッセンシャルオイルには次のような効果が期待できます。
・第3チャクラを浄化し、自分らしさを取り戻してくれる。
・無関心で他人任せに陥っている方を、目標に向けて活動する活力を与えてくれる。
・高いリラックス効果で、自己を見つめなおす助けとなる。
・疲れ果てて重苦しくなった心を解放し、頭がクリアになりやる気が復活する。
・考え過ぎて、行動できなくなっている場合に
・気持ちを安定させ、クリエイティブに活動する助けとなる。
・他人の目が気になる方や、意識高い系の方が、原点に立ち戻る助けになる。
・決断したり、自分の軸をしっかりさせたい時の助けとなる
代表的なエッセンシャルオイルはジュニパーですが、それ以外にも下記のエッセンシャルオイルに効果を期待できます。
ジュニパー、グレープフルーツ、イモーテル、レモン、レモングラス、ローズマリー、イランイラン、ジンジャー、フェンネル、ブラックペッパー、べチバー、メリッサ、ライムなど
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
アニマルコミュニケーション、オーラリーディング、レイキなどにご興味がございましたら、下もご覧ください。
言葉の使い方に気を付けましょう
言葉には強いエネルギーがあります。良い言葉使いは幸運を呼びますし、自分を活性化することができます。逆に汚い言葉は不幸を呼びますし、自分自身を言葉のエネルギーで傷つけることになります。
波動を整えることの重要性
スピリチュアルの能力を発揮するためには「ご自身の波動を整える」ことが絶対に不可欠です。その波動を整えるためには心を良い状態に保つ必要があります。執着にまみれた心のままスピリチュアルの技術をたくさん修得したところで、使いこなせるはずがありません。ボロボロの基礎の上に豪邸を建てるようなものなのです。まさに砂上の楼閣なのです。
オーラリーディング&レイキ・アニマルコミュニケーションのセミナー受付中
「オーラリーディング&レイキ」のセミナーを随時おひとり様から受付中です。
オーラリーディングを修得して、自分の現在についてあらゆることを診断し、より良い選択をしてみませんか。
ブログでは皆さんに分かりやすいように四字熟語を使っていますが、今をしっかり生き、その結果としての未来を拓くためのリーディングができるようになります。身に着けているパワーストーンは、本当にあなたの力になっていますか?進路の選択に困っていませんか?様々な選択などの場面でオーラリーディングは役立ちます。
「アニマルコミュニケーション」のセミナーも随時おひとり様から受付中です。メールによる通信教育も承っています。
愛しい愛犬・愛猫・愛鳥・その他すべての動物と対話してみませんか。
詳しくはホームページをご覧ください。
このブログは私のHPから引用しています
このブログは私のホームページ「波動を整えて人生を楽しくしよう」から引用しています。ぜひ、こちらもご覧ください。
アニマルコミュニケーションやレイキについて詳しく記載しています。